割と平凡「フリーター、家を買う。」

10月20日 水曜日

曇り。日中は今日も雨が降らなかった。気温も暑くもなく寒くもなく。気力が今ひとつ高まらないので、昨日入手したぱすも☆の石丸イベントも行かず。睡眠とTVドラマのチェックで1日終わる。

フリーター、家を買う。」☆☆☆
 初回。嵐の二宮くんが主演なので期待したが、1回目を見る限りは平凡な出来だった。浅野温子うつ病になった鬼気迫る演技だけが印象に残った。
 基本的には、フリーターや派遣社員の現状の悲惨さを社会的に描写した前半の問題意識の無さや香里奈の出現でこれからの展開が見えてきてしまい興ざめな後半。フリーターや派遣社員の多くは、正社員を辞めるよりそもそも就職できなかった人の方が多いのではないか?また、今回の描写では、やる気が無く会社組織になじめないという本人の理由でフリーターになって行くという過程は、フリーター創出の問題点を矮小化している気がしてならない。意外とガテン系が似合う香里奈(「バンビーノ」を思い浮かべる)は良いと思うが、家を買う努力と香里奈に認められていくという展開で進むのだろうなと安易な展開が予想されてしまう。良い意味で期待を裏切って欲しいのだが。

「ギルティ〜悪魔と契約した女」☆☆☆☆
 2回目。初回よりも内容整理が出来て来たが、物語のダイナミズムは失われていない。玉木と菅野の恋というのは今ひとつ乗れない部分ではあるが、それ以外の復讐譚は今後を期待させる出来だと思う。

闇金ウシジマクン」☆☆☆
 2回目。1話完結の内容をたのしむドラマ。役者陣は頑張っていると思う。へんなメイクの山田孝之はもちろんだが、中途半端な子悪役ばかり演じいていた片瀬那奈が好演。きれいなのにこんな役をというギャップとともに、生真面目さがうまく演じられている。TVドラマでは、子悪役に偏りがちだと思うが、こういう役も今後演じて欲しい。

クロヒョウ龍が如く〜新章」☆☆☆
 ちょっとテンションが落ちて来た。最大の理由は、アクションシーンの迫力が落ちて来たこと。アクションを除くと意外と古風なストーリーなだけに、アクションだけでつないでいた1回目と比べドラマを見せるようになるとちょとつらい気がする。

「相棒season9」☆☆☆☆
 前シリーズでようやく相棒として認められたミッチーとのコンビでの本格的な展開。しかし、主役の一人が降りたにもかかわらずシリーズを続けるという水谷豊の右京というキャラクターは素晴らしいと思う。
 初回は2話完結なので、初回だけでは判断できないが、出だしの仰々しい軍事訓練は何なのだろうか。これが、シリーズを通しての縦糸となるなら画期的だが、2羽だけで終わってしまうのではちょっと仰々しい感じがした。安定感はさすが。

22時より「dig」。特集ホルモン。久しぶりに面白い。