壮絶なラスト「SPEC」

12月17日 金曜日

 天気晴れ。1日中寒い。咳が止まらず具合が悪いので、早退。仕事は停滞気味。堅く進めていても予期せぬことは起こるし、堅く進めているのでとりあえず言い訳のたつこともある。それにしても、適当な人というのはいるというか、営業をかける側のつらさを感じる1日であった。

「Face Maker」☆☆☆
 真野恵理菜が出演するというので、久しぶりに見る。真野ちゃんは、「SPEC」程ではないが、ブラック真野が垣間見られた。「SPEC」ほど極端なキャラクターではないので、演技も難しかったかもしれないが、そこそこの演技は出来ていたと思う、これからも頑張って欲しい。ドラマは、平凡な出来。

「SPEC」☆☆☆☆☆
 最終回。すざましい1時間だった。冒頭からの伏線の解きほぐしから、ドラマ進行中のツイストの連続で、ひとつ内容を書くと全てがネタばれになるので、書かないが、謎の多いドラマにありがちな最終回の腰砕けとは違い、最終回でこれまで出ていた伏線を更に昇華させていた。その中で、ハードボイルド風の瀬文(加瀬亮)、当麻(戸田恵梨香)のキャラクターが貫かれていたのは、見事だった。ただし、エンディング後の、「たくさんの津田(椎名桔平)がいる」との謎解きは必要であったかというか、伏線として必要だったかが唯一の不満点。最終的には「Q10」を超えたと思う。