「マリア様がみてる」に「クララ白書」を思う

8月16日 火曜日 晴れ

 今日も世間はお盆休みのため仕事はゆっくりと。午後物件調査のため炎天下で30分以上坂道を登り降りしていると流石に体力を消耗した。帰りの電車で睡眠後、立ちくらみがした。これが熱中症というものか、Yシャツ・スラックスとも絞れるくらい汗で濡れていた。夜、仕事系であまり良くない電話なんとなく落ち着かない。

 ようやく、日曜日に手に入れたDVD「マリア様がみていた」を見る。小説もアニメも見ていないで、まっさらな状態で見たが、設定といい「クララ白書」を思い浮かべる。(同じ集英社コバルト文庫、オマージュも原作にはあるようです。)僕は、「クララ白書」を少女隊の映画で見て、漫画、氷室冴子の小説を知った。やはり甘酸っぱいものが走った。
 映画の出来は、まぁこんなものかな。いつ、未来穂香がレオタードを着て踊りだすか不安でしょうがなかった。(嘘です。)内容的には、原作ものなのでしょうがないが、物語のキーとなる核心が弱い。真相が明かされたところで笑ってしまうのは酷い。ただ、伏線となる人物の登場シーンもやや余韻を残した取り方をしていたが、肝心なその人物表情や仕草など伏線となり得ない演技だったのが残念。
 肝心の女優陣は、未来穂香さんはW主演というよりは完全に主演。映画当初の大きく見開いた目はアニメの役柄を意識して作ったものだろう。ちょっと棒読み的な台詞があったが、充分合格点。時々見せる表情に今までのTVにはない素晴らしいものが見られた。彼女のファンは絶対に見るべきだと思う。
 他でもっとも目についたのは、滝沢カレンさん。ボーイッシュでノーブルな佇まいは、画面によく映える。
 高田里穂さんのノーブルさも良かった。後半ももっと出番があれば、そこだけが残念。

今日のフラゲタワレコ新宿店までたどりつけず渋谷店で購入。)

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絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜」☆☆☆
 今週は、ストーリーの湿っぽさがちょっと鼻についた。来週の畑山のエピソードに備えてのつなぎの回か?今回は上戸彩の独立した捜査の確立したことを示した回であるが、その捜査手法はこのドラマを支えていた緊張感と違和感を覚えてしまった。

チームバチスタの栄光3〜アリアドネの弾丸」☆☆☆
 こちらも、事件が進展し、ラストでさらに謎が深まったのだが、あまり心地よい深まり方ではない。特に、安田顕の行動がわからない。これをきれいにときほぐせたら面白いのだが、このシリーズは意外と最大の謎が伏線もなく、規模の小さい謎で終わってしまうことが多いので今回はそうならない様になって欲しい。