HMV「ライブアイドル入門」レコ発ＬＩＶE

9月10日　土曜日　晴れ

　大分更新が不規則になってきた。もともと中学時代から続けてきた日記をブログに変えただけなので、初心に戻ろう。

　ということで、10（土）は、めぐり合わせが悪く入手できずにいたＨＭＶ入門編シリーズ「ライブアイドル入門」レコ発イベント。たまたま会社も出社に及ばず（自宅仕事）ということで、朝から張り切って大宮へ向かう。

　開店時にＣＤをまずゲット。30分位待って整理券を入手。何とひとケタ台前半を引き当てテンションが上がる。大宮の街を少しうろうろし時間をつぶしいざライブへ。

　ライブアイドルと言う言葉はサエキけんぞう氏の単行本でその名前を知っていたが、ライブをするアイドルというよりいわゆる地下アイドルという意味なのですね。

キャパ500人と言うインストア屈指のキャパといわれるＨＭＶ大宮ロフトであったが、ステージは低く、中央に大きな柱があり真中にステージをセットするとかなり厳しいハコ。複数アイドルが物販するのには向いているが、ＬＩＶＥを見たいと言う人にはキャパ１００位ではないか？１８日にイベントを行う予定のエビ中が会場を変更した理由がなんとなくわかったような気がする。

ＬＩＶＥは一組当たり２〜３曲と少なめであったが、メインの吉田豪氏とのトークが多くの時間を当然とっておりＬＩＶＥ全体としてはとっても満足であった。ＬＩＶＥは全体で３時間位。その後、ゆるい物販と豪さんのサイン会があり。一番人気は吉田豪さんではなかったろうか。

個別の感想を簡単に。

でんぱ組.Inc
　場馴れ感と自分たちの世界を持っているさすがプロである。いわゆるアイヲタの少ない現場であり、後ろの方でヲタ芸を売っていた人がいたそうであるが、前方は手拍子中心の応援で、逆にパフォーマンスをしっかり見ることが出来た。トークでは古川未鈴ちゃんがサエキけんぞう氏とのトークについて掘られるところがクローズアップされていた。個人的には跡部みぅちゃんが好み。１１月に今回のコンピアルバムでも話題になっていた作詞畑亜貴、作曲小池雅也プラスアレンジにヒャダインこと前山田健一でニューシングルを発売予定。

小桃音まい
　まいにゃは、おとなしめの曲３曲を披露。新曲でぱすぽ☆の竹中先生振付の曲と、コンピ収録の「恋愛サーキュレーション」と最新シングルの「ラグランジェ☆ポイント」で、民族大移動や極端なＭｉｘも入らずまいにゃ現場では、最もおとなしい現場ではなかろうか。ファン対応やトークの対応をみてもキャリアに比べてプロであり大人。期待した竹中先生の振り付けは意外とおとなし眼で、いつものダイナミックな動きは封印したようだ。

Negicco
　今回アイドル現場を初めて見た人には一番印象深いステージングになったのではなかろうか。ネギロックで、ネギ感を印象づけ、カッキーサマーソングゲリオン、そしてコンピに入っている名曲「圧倒的なスタイル」（もちろんラインダンス付き）で締めた。狭いステージから飛び降りて（というかそんな高さもないのですが）広い会場をうまく使う等ライブアイドル感を一番出せていたと思う。一方で、ライブアイドルぽくないきれいが楽曲・振付・パフォーマンスのスキルとギャップのあるトークのgdgd感は初見の人にはたまらないだろう。また、Negiccoの吉田豪さんに対するリスペクトと豪さんのNegiccoにたいする見守り感が非常に暖かかった。

hy4_4yh
　このグループは初見。名前からDream5のようなユニットと勘違いしていた。曲はそれほど好みではないが、出だしの脱力感のある雰囲気と破壊力抜群のトークはすごかった。あのトークは今回のステージで一番で会ったと思う。思わず終了後の物販でＣＤを複数枚購入してしまった。これから少し追ってみようと思う。

制服向上委員会
　SKiをこれだけ近くで見たのは始めて。小川杏奈さん推しのなので満足。そういえば、脱原発の歌を生で見たのも初めてだ。トークは殆どリーダの小川さんが受け答えしていたが、大人が見るととんでもないハードなことを女子高生の日常的に受け答えしていること。バックについている本物のロックな大人達を重く感じていない対応がパンクだ。

森沢音
　今回のコンピには、「Cu+Be」と「たれめのロリーズ」の２組で参加。今回はソロで参加。なんとも不思議な参加の仕方だけど楽曲は◎。また本人のキャラも応援しがいがありそうだけど、今後は歌ではなく声優で仕事をするというなんととも最後まで不思議なスタンスだけど、トリをつとめこのコンピＣＤやイベントを象徴するようなステージであった。物販でＣＤを購入し、サインまで入れてもらった。