Pinkish2nd single 「タイミング〜Timing」

3月27日 火曜日 晴れ

 今日も良い天気だったが、同じように絶好の外イベント日よりであった25(日)のイベント会場にて先行入手した3/31発売予定のPinkishの2nd single「タイミング〜Timing」について。

タイミング〜Timing

タイミング〜Timing

タイミング〜Timing(129) 詞 森浩美/ブラックビスケッツ 曲 中西圭三/小西貴雄 編 小西貴雄
c/w(埼玉県ご当地キャラクター集団”ゆる玉応援団”公式イメージソング
僕らのマーチ(124) 詞 安藤貴子/Pinkish 曲 仲澤和実 編 小西貴雄

 言わずと知れた、1998年に発売されたブラックビスケッツのカバー。アレンジは原曲と同じ小西貴雄さんが担当。しかもc/wのアレンジまでも担当。
 Pinkishのキャリアは2002年からと長く(りんご娘2000年よりは短く、Negicco2003年よりは長い)、童謡を歌うアイドルというイメージが強かった。
 現状、アイドル業界の盛り上がりや地方アイドルについてもある提訴の盛り上がりを見せている中、得意の童謡ではないが、ぶれないほんわか路線を貫いていて潔いと思う。
 25(日)のイベントでの衣装(本CDでの衣装)がレザーの体に密着したもので、ちょっと大人っぽさを意識したものであったが、(ジャケ写の表紙を含めて)実際にはイメージはあまり変わりなかった。恐らく年齢的にも、スキル的にもルックス的にも大人路線を出来る力は十分持っていると思うが、露骨なご当地ソングではない田舎感(地方性)残した所は、今の地方アイドルが一番見本にすべきだとひそかに思っているので、拍手を送りたい。
 曲は、ブラビの名曲なので悪いわけはなく、忠実にPinkishらしくカバーしており好感が持てるという表現がぴったりだと思う。c/wは、ご当地キャラクターの応援ソングだが、ご当地性(方言や名物を入れるなど)をせずに、埼玉の雰囲気を出すことに成功している稀有な例だと思う。昨年よりUMUを意識したご当地ソングが増える中、本当にお手本にして欲しいと思う。

 25(日)のイベントでは、生歌で十分歌いこなしており、ダンス含みで見たこともあるかもしれないが、既にCDの音源よりもLIVEで見た方が良いレベルだと思った。
 ただし、残念だったのは、この高レベルのパフォーマンスが、TBSラジオの「タマフル」のディスコ954のDJエドポルさんが、地方アイドル 〜まだ知らないGOOD MUSIC? mixで採り上げてくれて、TL上ではそこそこ話題になったにも関わらず、観客が本当に少なかったこと。今回が初披露のはずで、今後遠方での予定はあるが、地元の首都圏でのイベントが少ないので、是非多くの人に見て欲しかったのだが。