【玄舞☆少女隊】「それが〜HAKODATE」

3月31日 土曜日 曇り後雨(風強し)

作詞・曲/HIRO 編曲/R.Miyagi
(c/w それが〜HAKODATE(オリジナルカラオケ) それが〜HAKODATE(オルゴールバージョン)
発売元:Dance Perfoming Arts 玄舞
 
 我が故郷函館市の生んだ恐らく初のご当地アイドル(ダンスボーカルユニット)の初CD。2011年11月の五稜郭での音楽祭を機に結成された。リーダーのもえをはじめまにゃにゃ、みゅうみゅう、あーちゃん、しぃーちゃん、せな、なな、ももさまの8人組の全員が小学生(小3から小5)。所属のDance Performing Arts 玄舞の主宰のChieさんは、アクターズ函館(お隣の北斗市のアイドル北斗夢学院が所属)の講師。プロデューサーは、以前シンガーソングライターやミュージシャン活動を行っていたHIROさん。

 ネットで取り寄せたCDを開封し嬉しかったのはCDに付属するもののがたくさんあったこと。特筆すべきは、DVDの内容の濃さ。2種類のPVを筆頭にメンバーの紹介VTRや未公開VTRとしてオフショットのVTRで、玄舞☆少女隊の全てが分かる濃い内容になっている。
 加えて泣かせるのが付録でつけていただいたサイン入りクリアファイル。オリジナルのクリアファイルではなく市販のクリアファイルにメンバーのサインが入ったもの、この手作りな所が泣かせる。
 これに加えCDの付録で、メンバーのサイン&直筆メッセージ入りのフォトカード(ラッピングされたもの、今回はリーダーのもえちゃんでした)が入り1,000円というのは良心的な価格だと思う。

 曲は、いわゆるご当地ソングで特に2番の歌詞は函館のPRソングになっている。メロディーはご当地ソングらしく分かりやすく口ずさみやすく、第2の「函館賛歌」(広瀬量平氏作)を目指せるし、目指して欲しいと思う。
 歌は、年齢や経験を考えると決して上手いとは言えないが、何か揺れるような節廻しはアイドルとしては面白いと思う。ダンスも、曲の性質上思いっ切る踊れる曲ではないが、単純な振付だけではなくちゃんとダンスになっており好感がもてる。オフショットVTRを見るともっと踊れるグループと見受けられるので、今後はダンスナンバーを増やしていって欲しいと思う。

 本当は、地方アイドルのご当地ソングにはあまり肯定的ではないのですが、やはり自分の地元のご当地ソングには寛容になってしまう。加えて、メンバーのダンスのポテンシャルに将来性が高いので、今後が楽しみだ。

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