【SCK GIRLS】1stシングル「ありがとうの言葉/ReGenerasion」


作詞/曲 shishow(編曲はクレジットなし)

 宮城県気仙沼市発のご当地アイドル。当初はSCK45とい名前で活動していた。SCKとはSimCityKesennumaからとられ、45は国道45号線が由来。
4/1より、名前をSCK GIRLSに変更。CDも4/1発売。
 活動は昨年11月より行われているが、当初は災害を売り物にしている等批判が多く、振付の先生も途中でいなくなったり、彼女たちのデビューも一筋縄ではいかなかったようだ。

 プロデューサー兼楽曲提供者のshishowさんは、ラウドネスチャーバンド[OD]のギタリストで、やはり気仙沼で活動中。http://www.odjapan.com/top.html
HPを見ると、WE ARE STILL STANDING PROJECTと題して、被災地で音楽活動を出来なくなったキッズを応援しており、SCKもその一環だと思われる。

 歌の特徴は、その真摯な歌詞にあると思う。気仙沼というとひと昔前の欽ちゃんファミリーの「気仙沼ちゃん」のちょっとダサくてコミカルなイメージがあるが、これだけ真っ直ぐすぎるほど真っ直ぐだと気仙沼に対するイメージが変わってしまう。
 表題曲の「ありがとうの言葉」は、ロック調のイントロで早い曲に復興からの自立を歌いあげる真っ直ぐな歌詞を載せた歌。当初の批判に対して歌でしっかりと答えている。この曲を聞いて、SCKを批判するものはいないであろう。C/Wの「ReGenerasion」は、災害後の希望を持ちたいという歌詞をストレートなバラードに乗せた歌。歌はユニゾンでまだまだこれから上手くなると思う。ただ、アイドルソングとしてはCDに収録されていないNeverLand(表記不明)が一番好き。

最年少でおそらく一番人気のリカコちゃんの高いアイドル性と共に注目されるべきアイドルだと思う。